妊娠できない原因Q&A

妊娠できない

避妊しているわけでもないのに、なかなか妊娠しない...。

そんな時期が続くと、からだの様々な不調が妊娠できない原因に思えてきます。

正しい知識を持ち不安を解消しましょう。

月経、婦人科系の気がかり

Q生理不順で生理痛もひどい。

A生理不順は数日のずれならOK、痛みが強い場合は子宮内膜症の場合もあります 。

月経の初日から次の月経の初日までの間隔を月経周期とよび、通常の場合、28日周期といわれてます。

実際には個人差があるので、25日~31日の範囲であれば、問題はありません。

それを超えると月経不順とよばれ、排卵が起きていない場合や、黄体機能不全などの場合があり、不妊症の可能性がでてきます。

また、月経痛の強い人は、子宮内膜症や子宮筋腫という病気が潜んでいることがあり、これらも不妊の原因になります。

痛みの感じ方は個人差があるので、必ずしも病気ということではありませんが、痛み止めの薬を使用しないと日常生活に支障がある場合は、病院で診断してもらいましよう。

Q生理の量が少なくなった気がします

A個人差はありますが、卵巣や子宮の働きが低下している疑いがあります。

生理の量は加齢により減少しますが、以前より極端に少なくなった場合は、卵巣や子宮の機能が衰えてきている可能性があり、不妊の原因が潜むケースも。

また、流産の手術後に生理の量が減少した場合、子宮内膜が薄くなっていたり、子宮腔内に癒着が起こっていたりする可能性があります。

子宮鏡検査で調べられるので、医師に相談を。

Qダイエット後、月経がなくなり、その後、戻りました

A再び生理があるなら大丈夫です。しかし短期間の減量には注意しましょう。

現在、月経がもとに戻っているなら、妊娠への影響は少ないでしょう。

しかし、体重が戻っでもすぐ月経が再開するとは限らないので注意が必要です。 過激なダイエットを行うと月経や排卵がなくなるだけでなく、卵巣の働きが低下することも。

その結果、妊娠する力が落ちることもあるので、短期間に減量するのはやめましよう。

Q不正出血があって不安です

A子宮内膜ポリープという可能性もあります。

不正出血の原因で多いのは、子宮筋腫と子宮内膜ポリープという病気です。

これは、発生する場所や大きさによって、受精卵の着床を妨げる着床障害になることがあり、不妊の原因になります。

とくに、月経から約2週間後の排卵日の不正出血は、よくあることと軽く見られがちですが、実は子宮内膜ポリープのことがほとんどです。

そのほか、まれに初期の子宮がんということもあります。 いずれにしても、早めに受診するようにしましよう。

Q子宮内膜症があると診断されました

A炎症や癒着を起こしがち。早期治療が大切です。

子宮内膜症は、子宮内膜に似た組織が、卵巣や子宮の筋層など、子宮腔内以外の場所で増殖する病気です。

卵巣にできると卵巣チョコレート嚢胞、子宮の筋層にできると子宮腺筋症とよばれ、どちらも不妊の原因になります。

また、子宮内膜症の組織は月経血のように体外に排出されないため、卵巣や子宮筋層に血液がたまると、炎症や周囲の組織と癒着を起こしがち。

進行具合によって治療方法が変わるので、早期治療が大切です。

Q小さな子宮筋腫があります

Aあまり心配ないですが、子宮内膜の状態を調べてもらいましょう。

子宮筋腫とは、子宮にできる良性の腫瘍のことで、年齢が高めの人に多く見られます。

腫瘍が小さければ、妊娠できることが多く、ほとんど問題はありません。

ただし、子宮の内側に突出する粘膜下子宮筋腫の場合は、受精卵が着床する場所に腫瘍ができるため、着床障害になる可能性があります。

小さくでも不妊や流産の原因になるため、その場合は、切除する必要があるでしょう。