生理痛の改善

生理痛の改善

それぞれの生理痛の不調の原因別に、対処法を知っておきましょう。

生理前の痛みの改善

体の不調やイライラは黄体ホルモン分泌をサポートして乗り切ろう

生理前の不調は「月経前症候群(PMS)」の病名がついているほど、多くの人が悩んでいるもの。

女性ホルモン、なかでも黄体ホルモンの急激な変化が腹痛や腰痛、むくみ、イライラなどの不調を生み出しています。

そこで、ホルモンのバランスを整える働きのあるサプリメントやアロマテラピーなどを活用しましょう。 疲れがたまっていると、痛みを強く感じることがあります。

栄養バランスのよい食事と規則正しい生活を心がけ、生理の始まりに備えましょう。

マカでホルモンバランスをサポート

生理痛の原因の一つとして卵胞、黄体ホルモンのバランスが悪く、内膜が剥がれ落ちるときに、無理やりはがす状態が生理痛だといわれています。

マカに含まれているカルシウム、鉄、銅などの各種ミネラルやアミノ酸は、ホルモンのバランスをととのえ、生理痛、生理不順を解消します。

ホルモンバランスを整えるアロマの力を借りよう

上手にリラックスすることも大切。 体調がすぐれないまま生理が始まってしまうと、より痛みを強く感じてしまうからです。

そこで、活用したいのがアロマテラピー。 下腹部の不快感や憂うつを緩和するローマンカモミール、イライラや不安をやわらげるゼラニウムなどがおすすめ。

精油を湯ぶねに1、2滴たらし入浴したり、部屋に香らせたりするとリラックス効果が高まります。

塩分や水分を控えめに

手足がむくむ人は、塩分と水分を控えてみましょう。

とくに外食が多い人は、塩分が過剰になり、むくみの隠れた原因になっています。

生理前は自炊を心がけ薄味の食事にしてみましょう。

生理痛をひどくする体のゆがみに注意

生理痛をひどくする要因として、意外に知られていないのが体のゆがみ。

姿勢が悪かったり、体が左右のどちらかに傾いていたりすると、ゆがんでいる部分の血液の流れが滞ます。

その結果プロスタグランジンなどの痛み物質の排出が遅くなったり、経血がスムーズに押し出されなかったりするのです。

腕組みや脚組みを避けたり、バッグを肩にかけるときは左右交互にかけたりしてゆがみをひどくしないよう心がけましょう。

生理直前~前半の痛みの改善

痛み物質プロスタグランジンは、早めの薬で増やさない

生理痛の特効薬といえば、やはり鎮痛剤。

「のんでも効かない」と思っている人もいますが、それはのむタイミングが遅いため。

プロスタグランジンは生理が始まる前から増えはじめ、生理の前半にピークを迎えます。

鎮痛剤をのみはじめるタイミングは、「痛くなってきたかな」と思うころ。

まだ我慢できそうな感じがしても、痛みが増しそうな気配があったら、思いきってのみましょう。

早めにのめば、プロスタグランジンの増加をブロックできるので、痛みのピークの山を低くすることができます。

痛み逃しにはカイロやあっためケアも効果的

生理のピークとともに、どんどん作られる痛み物質を早く体から追い出すことも、生理痛をやわらげるコツ。

そのためには、体を温めて、血流をよくするのがポイントです。

尾てい骨のあたりにカイロを貼ったり、湯たんぽを当てたりすると、ぐっと楽になります。

ガードルは体を締めつけ、血行を悪くするので、生理中は避けましょう。

ストレッチやエクササイズで思いきって体を勣かす

生理痛でつらいときは体を動かすのがおっくうなもの。 でも、寝込んでばかりいると、骨盤内の血行が悪くなり、かえって痛みが増すことがあります。

そこで、軽いストレッチやのマンスリービクスで思いきって体を動かしましょう。 痛み物質の排出を促すだけでなく、ストレス解消にも役立ちます。

たっぷり睡眠をとって体を休めよう

この時期は、排卵から生理前までのあいだに分泌された黄体ホルモンの影響も残っているころ。

そのため、だるさや眠けを感じる人も少なくありません。

また、経血を失うことから、疲れも感じやすくなっています。 夜更かしは避け、睡眠時間はたっぷりとりましょう。

生理後半の痛みの改善

だるさやむくみをまねくうつ血は、血行の改善がカギ

生理の後半になると、子宮収縮の痛みもだいぶ楽になってきます。

その代わり、強く感じるようになるのが、腰まわりのだるさ。 下半身のむくみが続く人もいます。

これらの症状は、骨盤を中心に血液の流れが悪くなるうっ血が続いているせい。

うっ血は生理前から始まっているのですが、後半になると、生理痛などの不快な症状が落ち着いてくるので、うっ血による症状が目立ってくるのです。

お風呂にゆったりつかって体のしんまで温まろう

生理中はシャワーですます人も多いのですが、うっ血の解消のためには、湯ぶねに入るのがおすすめ。

41℃くらいのお湯に、汗がうっすら出るまでつかりましょう。

お湯の量は、胸の下くらいまでの半身浴にすると、ゆっくり入ってものぼせにくいはず。

血液循環をよくする食べ物をとろう

積極的に食べたい食品は、血流をよくするビタミンEが豊富なごまやナッツ類、かぼちや、うなぎ、アボカドなど。

玉ねぎやにんにく、しょうがに含まれる成分にも血液循環をよくする働きがあります。

また、東洋医学ではごまや黒豆、ひじきなどの黒い食べ物が血行によいといわれています。

つらいむくみにサポートグッズ

むくみが起こるのは、手足から心臓へ戻る血液や水分の戻りが悪く、体の末端にたまっているから。

お風呂で温めたり、エクササイズを続けて筋肉を鍛えたりすると、血管の伸縮力が回復し、血液が戻りやすくなります。

むくんだ部分をかるく圧迫するストッキングやマッサージシェルなどを使うのも、ひとつの手です。

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